障害を持つ人と共に生きる社会を目指して

初めての方からは、「羔」の字を、「なんと読むのですか」「どういう意味ですか」と質問されることが多いです。 字画は簡単ですが、ほとんど使われない字です。それだけに、この字をきっかけに一羔運動の説明が出来ました。「羔」は「こう」と読み、子羊という意味です。一匹一匹の子羊、知的障害を負った一人ひとりを大切にしようという運動です。
一羔は、聖書の中のイエス・キリストのたとえ話に由来しています(マタイによる福音書18:10〜)。この運動の創設者がキリスト者であったことから、この名が付けられました。 その主張は、そこに一人の障害を負って社会から苦しみを受けている人がいるとしたら、それを無視して生きることは、同じ社会に生きる者として真のしあわせだろうか。お互いに人間らしい生涯を送るための生き方や責任として自らに問い、同時に社会に問いかけ変革を志しています。
ことばが話せない。字が読めない。数がかぞえられない。着物がきられない。食事も、入浴も、排泄もひとりではできない。たとえ、そうだとしても、それだけで不幸ではありません。
人として、命と心が無視され、生きにくいことが不幸なのです。みんなと同じように勉強したいのです。働きたいのです。遊びたいのです。なごやかな暮らしがしたいのです。
財団法人一羔会 〒384-0806 長野県小諸市塩野1-88
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